ブライトオンベイス（2019年生、母コーディーライン）

ブライトオンベイス（2019年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ベースの輝き。流星の形より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時7歳）と交配したコーディーラインが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,200万円（6万×200口）で一口馬主が募集された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月30日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のスコールユニバンスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のヨシノイースターをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月13日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの新発田城特別（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦2勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベッラノーヴァをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月16日、中8週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳G1の秋華賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（4戦3勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの立雲峡ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（5戦3勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

4歳（2023年）

2月4日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスのトリトンステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

3月18日、中5週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上3勝クラスの豊橋ステークス（中京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（6戦3勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着を確保した。

4月22日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの晩春ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（7戦3勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

5月28日、中4週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのむらさき賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

7月22日、中7週で迎えた13戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのTVh賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。