ニーマルゴールド（2012年生、母レッドステラーノ）

ニーマルゴールド（2012年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したレッドステラーノが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2015年の石川県畜産協会長賞3(B4)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下河辺牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、板橋秋によって1,627.5万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

2月15日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月16日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って16着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた4戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタケデンタップに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中7週で迎えた5戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の石川県畜産協会長賞3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマツノエンジェルに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。