サーストンデューク（1999年生、母カーニバルⅡ）

サーストンデューク（1999年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋公爵」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時14歳）と交配したカーニバルⅡが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ラツキー牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

6月8日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月8日、中6週で迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

12月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた8戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月1日、中4週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた11戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロードアーミーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月22日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマヒサウイナーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のウインインタクトを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4月27日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るベルグプリズムを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って2勝目を手にした。

5月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイッツマイラヴに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月6日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズベンチャーに3馬身の差をつけて4勝目を手にした。

7月26日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた20戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（10戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（12戦4勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた26戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。