ベアジェット（2017年生、母アファーブル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡本昌市から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって788.4万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、熊木浩によって885.6万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

6月23日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

3歳（2020年）

2月16日、中9週で迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、イズジョーボヌールにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルカメレオンザに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月4日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の卯花月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた11戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイノウィステリアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカネミツチャンプに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。