ヴェラグエリエロ（2020年生、母ウララカ）

Vera Guerriero

2020.05.10

ヴェラグエリエロ（2020年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「真実の戦士(伊)」。毛色は芦毛。種牡馬のレッドファルクス（当時9歳）と交配したウララカが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、加藤裕司によって1,100万円で落札された。

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月6日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3歳（2023年）

2月26日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月22日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月11日、中6週で迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

8月12日、中8週で迎えた5戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

10月4日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の161.0万円以上（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、最後はオモルフォスと並んで3着同着となった。

10月29日、中3週で迎えた7戦目は、ザザ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、加藤裕司によって1,100万円で落札された。

赤嶺亮厩舎（大井）へ入厩。

12月9日、中3週で迎えた9戦目は、C2十一 十二（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したアイスキングを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

12月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のニシノリンドウを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2八九十（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイスキングを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月18日、中4週で迎えた13戦目は、ゴールデン・ドリーム賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（7戦2勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。