ダイワマタドール（1990年生、母トキワカオル）

Daiwa Matador

1990.03.29

ダイワマタドール（1990年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のベストブラツド（当時13歳）と交配したトキワカオルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

大久保勝之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

12月13日、デビュー戦は寺島祐治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るトモエアゼリアを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（1993年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の朱竹賞（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4歳（1994年）

1月5日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で寺島祐治騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で寺島祐治騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた7戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は寺島祐治騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた9戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。