ヴィブラント（2017年生、母ヴィクトリーマーチ）

ヴィブラント（2017年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「光り輝く活気に満ちた走りを期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時10歳）と交配したヴィクトリーマーチが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ＤＭＭバヌーシーにて総額3,080万円（0.31万×10000口）で一口馬主が募集された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月18日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のマイネルパイオニアに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのわらび賞（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

10月25日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

4歳（2021年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

2021年6月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。