スターオブティアラ（2000年生、母クライドコースト）

スターオブティアラ（2000年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女性の冠形」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時11歳）と交配したクライドコーストが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は木下勉。戦績は、中央平地1戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木下勉から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、木下勉から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、広松茂年によって157.5万円で落札された。

手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2002年）

6月8日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイムオブマネーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月3日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

3歳（2003年）

6月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月31日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。