ベルモントチアフル（1996年生、母キタサンピース）

ベルモントチアフル（1996年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガンボ（当時13歳）と交配したキタサンピースが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のライラック特別。

経歴

デビュー前

波多野高次厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1998年）

6月30日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったゼンノラッキーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3歳（1999年）

2月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブレイヴに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフジフロンティアに3馬身の差をつけて優勝

5月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のガーベラ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦2勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

7月7日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。