ナリタロードスター（2000年生、母シアトルミーティア）
Narita Roadster
2000.05.24
ナリタロードスター（2000年5月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オープンカー」。毛色は鹿毛。種牡馬のAwesome Again（当時6歳）と交配したシアトルミーティアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C4-2。
経歴
デビュー前
大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2003年）
1月6日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
2月2日、中3週で迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。
9月27日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
11月19日、中7週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた4戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビービーファントムに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスカイヴォーリズを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。
12月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4歳（2004年）
1月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエアロダイン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
2月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイヨーキラキラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて優勝
4月3日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の花見山特別（福島ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。
9月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。
9月30日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。
10月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。
11月23日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は平原透雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（6戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。
12月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
5歳（2005年）
1月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。
1月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平原透雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に敗れた。
2月1日、中1週で迎えた18戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
2月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C3-2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は平原透雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた20戦目は、岩永健二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。
3月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C3-2（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平原透雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。
4月21日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井裕章騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
6月1日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井裕章騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。
7月13日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村井裕章騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村井裕章騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村井裕章騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で村井裕章騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村井裕章騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた32戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5-2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は村井裕章騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた34戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
10月27日、連闘で迎えた35戦目は、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた36戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。