ダウンタウンボーイ（1994年生、母マエシンラック）

ダウンタウンボーイ（1994年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時9歳）と交配したマエシンラックが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、中央平地15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

9月15日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、メイショウフガクに半馬身交わされて2着となった。

3歳（1997年）

7月5日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月2日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、イアラプライドに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハレルヤホーラー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月20日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた8戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアサクサカデンツアに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の金華山特別（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

4歳（1998年）

2月15日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

4月4日、中6週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のシエンマッハを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の御影特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（4戦2勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた13戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

12月27日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（5戦2勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

5歳（1999年）

1月17日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（6戦2勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。