ユーコージェントル（1995年生、母ヒートウェイブ）

ユーコージェントル（1995年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時12歳）と交配したヒートウェイブが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地11戦1勝、地方4戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

10月5日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

3歳（1998年）

2月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月3日、中9週で迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月26日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦の’98ベストステッキ特別（2）（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアースシェイカーから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のサクラカミワザに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月15日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、アリオト特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた12戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（11戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。