ベルモントドラゴン（1996年生、母シャーリームード）

ベルモントドラゴン（1996年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時9歳）と交配したシャーリームードが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1998年）

7月26日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は508kg。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

3歳（1999年）

4月1日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったユーエムエースに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月27日、中5週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオートヴィジョンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。