ラストミュージカル（2006年生、母イブキマンダラ）

ラストミュージカル（2006年2月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「最後の歌劇」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスフライト（当時9歳）と交配したイブキマンダラが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

7歳のとき、原ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、原田正司によって11.55万円で落札された。

碇清次郎厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2009年）

4月3日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のヒノデノイキオイを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳C2二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベリーベリグウーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。

7月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4歳（2010年）

2月3日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた7戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったホッカイパルニに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

8月31日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマルブツフィーバーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。