タカノサガミワン（2002年生、母ミルフォードタッチ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、近藤牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2004年）

12月6日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は453kg。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3歳（2005年）

1月6日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月1日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゴーゴーウルフに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったブラックポーションに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

4歳（2006年）

4月14日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマショウブランチを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手中に収めた。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒポカンパスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

5歳（2007年）

6月7日、約10か月半の休養明けで迎えた17戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（11戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6歳（2008年）

1月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月19日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウカイスターを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

5月26日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-13 14（浦和ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7歳（2009年）

1月19日、約8か月の休養明けで迎えた23戦目は、一般C3九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（12戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（14戦2勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。