サジェス（2018年生、母エメラルドスター）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

2歳（2020年）

8月8日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり17着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

10月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

3歳（2021年）

8月17日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の太田の大トチノキ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインドアリエルに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタダモノデハナイを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月22日、中2週で迎えた7戦目は、楽天競馬はスマホでラクラク投票賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンブリッジベストに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパシスタに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2022年）

1月15日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず15着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた11戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの脊振山特別（小倉芝1800m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したホウオウジョルノに半馬身届かず2着となった。

4月23日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラスの尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラスの荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀田温心騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月3日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアスクコンナモンダに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの木曽川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月30日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの武田尾特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた18戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの再度山特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5歳（2023年）

4月23日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラスの比良山特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジェンヌをクビ差振り切って久々の実戦をモノにした。

5月14日、中2週で迎えた20戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの弥彦ステークス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた21戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの岸和田ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上3勝クラスの日本海ステークス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのムーンライトハンデキャップ（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（4戦2勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったレッドバリエンテにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

11月18日、中9週で迎えた24戦目は、3歳以上3勝クラスの比叡ステークス（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（5戦2勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上3勝クラスのオリオンステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6歳（2024年）

4月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、ガルガンチュア音楽祭2024（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた27戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、利家盃（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた28戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、百万石賞（金沢ダート2100m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

2021年10月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。