サイキョウシャトル（2006年生、母サイキョウザクラ）

サイキョウシャトル（2006年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時12歳）と交配したサイキョウザクラが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C16。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月15日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。17頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6月27日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

8月1日、中4週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は力尽きて18着に終わった。

9月22日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた5戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた8戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月6日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、祝重徳41歳誕生日記念（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のスプリングモナに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた12戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた14戦目は、耕輔&由紀恵結婚999日杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた16戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で島崎和也騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた17戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で島崎和也騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C19（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、39!四郎千恵子ゆうもあ杯（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のストロングチケットに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、イチイの木特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C16（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウインヴィンテージに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月11日、中1週で迎えた26戦目は、養老特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた27戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた28戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

5歳（2011年）

1月10日、中0週で迎えた30戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月13日、約4か月の休養明けで迎えた34戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた35戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた36戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた37戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた38戦目は、森祐賀くん満一歳誕生日記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月1日、中1週で迎えた39戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた40戦目は、一般C19（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったエーシンリュウセイに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月11日、連闘で迎えた41戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

12月14日、中8週で迎えた42戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

12月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6歳（2012年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた44戦目は、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で花本正三騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた45戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で花本正三騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた46戦目は、第25弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で花本正三騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。