ラディカル（1998年生、母ブリッチキャスト）

Radical

1998.03.30

ラディカル（1998年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時23歳）と交配したブリッチキャストが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田 吉晴。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坪田吉晴から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって420万円で落札された。

田原成貴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスギノタイコウに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月26日、中5週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下のさざんか賞（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3歳（2001年）

2月3日、中6週で迎えた9戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。