ハヤノグローリア（1991年生、母オーゴンクレスピン）

ハヤノグローリア（1991年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時6歳）と交配したオーゴンクレスピンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、地方39戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月11日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は小島太騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は高橋明騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったフジグレイトリニアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2位に入線したが、その後9着に降着となった。

3歳（1994年）

1月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

1月15日、中0週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオースチンスワローに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月1日、中7週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島太騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島太騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の恵庭岳特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋明騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の宗谷特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋明騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

11月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、對馬宏昭騎手を鞍上に迎えて、白糠特別（帯広ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1995年）

4月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた19戦目は、月形特別（岩見沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で對馬宏昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、桂沢湖特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、美瑛特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は對馬宏昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、天人峡特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で對馬宏昭騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた23戦目は、雄冬特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で對馬宏昭騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、和寒特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田和久騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた25戦目は、ポラリス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のテツヤキングをアタマ差制して久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、ミランダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月8日、中1週で迎えた27戦目は、七夕特別（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は山田和久騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた29戦目は、アポイ特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた30戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、柏林台特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、然別湖特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山田和久騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた32戦目は、大樹特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた33戦目は、雌阿寒岳特別（帯広ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた34戦目は、国後特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和久騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた35戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、十勝川特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1996年）

4月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、峰延特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山田和久騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた37戦目は、幌向特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた38戦目は、駒園特別（岩見沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた39戦目は、三笠特別（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和久騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた40戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、砂川特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったラシアンパワーから2馬身差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた41戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は山田和久騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた42戦目は、エリダヌス特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（15戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた43戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中5週で迎えた44戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた45戦目は、アポイ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた46戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた47戦目は、襟裳岬特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた48戦目は、大樹特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡島玉一騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月4日、中5週で迎えた49戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月15日、中1週で迎えた50戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた51戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1997年）

1月8日、中0週で迎えた52戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月23日、中6週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた53戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた54戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬場万博騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた55戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、開設69周年記念（荒尾ダート2150m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた56戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。