メジロミラク（2004年生、母メジロナターシャ）

メジロミラク（2004年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋おおぐま座のβ星、女神の帯（アラビア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時8歳）と交配したメジロナターシャが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺村、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C24。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

7月22日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

9月1日、中5週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

11月4日、中8週で迎えた3戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月23日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダッシュツキコを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、いづみ常連賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた7戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルモントダッシュに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C27（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた11戦目は、昌也・洋子誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた12戦目は、杉浦桜花B・D記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた13戦目は、大好きな仔応援しています2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。