ピュアチャイム（1999年生、母パラダイスチャイム）

ピュアチャイム（1999年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時10歳）と交配したパラダイスチャイムが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木貴博。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C6-2。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月3日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

6月23日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、アサケコウトクテンにクビ差交わされて2着となった。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆仁騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

10月19日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月7日、中6週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

4歳（2003年）

5月6日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮西晃宏騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮西晃宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テオドロスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

8月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のレーヴドマロンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月15日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C2-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた23戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3-2（園田ダート1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

5歳（2004年）

6月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた25戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。