ワイルドスターズ（1997年生、母フルタイマー）

ワイルドスターズ（1997年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時9歳）と交配したフルタイマーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月26日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい最後はセインと並んで10着同着となった。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルグライアンにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤暢康騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミルキーアルタイルに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月10日、中9週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤暢康騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤暢康騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4歳（2001年）

1月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤暢康騎手（8戦1勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた10戦目は、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤暢康騎手（9戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2002年）

1月20日、約12か月の休養明けで迎えた11戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた13戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。