ピクトルテソーロ（2018年生、母ハンドスター）

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって777.6万円で落札された。

2歳（2020年）

8月29日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサンキューレターに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月17日、中6週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり5着に終わった。

12月19日、中8週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3歳（2021年）

1月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

2月13日、中5週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月25日、中9週で迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

7月31日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキアヌマウナに1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月5日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月14日、中9週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの相馬特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

4歳（2022年）

1月22日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの小倉城特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

6月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた12戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの檜山特別（函館ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

11月20日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

5歳（2023年）

1月7日、中6週で迎えた14戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタフチョイスを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

2月9日、中4週で迎えた15戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたトウカイオルデン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

2月25日、中1週で迎えた16戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた17戦目は、多良岳賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた18戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイモーンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月30日、中2週で迎えた19戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた20戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

8月19日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、今津のザゼンソウ賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた22戦目は、菊咲月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（8戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた23戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた24戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山下裕貴騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったアエノエンペラーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた25戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下裕貴騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた26戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山下裕貴騎手（12戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた27戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山下裕貴騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山下裕貴騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた29戦目は、2023さがけいばファイナルレース（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山下裕貴騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

6歳（2024年）

1月5日、中1週で迎えた30戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で山下裕貴騎手（16戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。