レッドアローライン（2006年生、母Ya Tarra）

Red Arrow Line

2006.02.18

レッドアローライン（2006年2月18日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋矢＋線」。毛色は鹿毛。種牡馬のRed Ransom（当時19歳）と交配したYa Tarraが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

11月15日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月31日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月21日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒビキジュリアーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月7日、中7週で迎えた5戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のユーワアンビシャスをクビ差振り切って順当に勝利した。

5月4日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月14日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。