ビッグカントリー（1991年生、母コウリヨク）

Big Country

1991.04.07

ビッグカントリー（1991年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパーフライト（当時10歳）と交配したコウリヨクが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は岡本 昌市。戦績は、中央平地7戦3勝。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月19日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のモールドローラーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルラポールに2馬身半の差をつけて制した。

4歳（1995年）

12月2日、約24か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦2勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5歳（1996年）

1月5日、中4週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコマノボーイに2馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

1月27日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（6戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。