エルアミーゴ（1997年生、母リトルプリンセス）

El Amigo

1997.03.29

エルアミーゴ（1997年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時8歳）と交配したリトルプリンセスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は小野瀨 竜馬。戦績は、地方7戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の冬月特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、小野瀬晃司から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、主取によって円で落札された。1歳のとき、小野瀬晃司から「1998年度北海道7月特別市場サラブレッド2歳、1998年度北海道8月市場サラブレッド2歳」及び「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

川村嘉秀厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2000年）

10月12日、デビュー戦は細川勉騎手を鞍上に据えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は562kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったエレファンケインに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスーパーサイアムに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、中6週で迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヒヤマドリームに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2001年）

2月22日、中7週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月8日、約8か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川勉騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックストリームに9馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

12月7日、中3週で迎えた6戦目は、冬月特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で細川勉騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のビッグマンをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

5歳（2002年）

1月18日、中5週で迎えた7戦目は、一般C3二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で細川勉騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったローバストリッチに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。