マイトレイヤ（2003年生、母Pacific Grove）

Maitreya

2003.04.04

マイトレイヤ（2003年4月4日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「弥勒菩薩」。毛色は栗毛。種牡馬のGrand Lodge（当時12歳）と交配したPacific Groveが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

11月5日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミレニアムウイングにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

12月11日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

3歳（2006年）

1月23日、中5週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。