スマートワイス（2021年生、母スマートレイアー）

Smart Weiss

2021.03.09

スマートワイス（2021年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+白い(独)の英語読み」。毛色は芦毛。種牡馬のロードカナロア（当時13歳）と交配したスマートレイアーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月8日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったオルトパラティウムに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

1月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカズミクラーシュを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3月23日、中7週で迎えた3戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝1800m 外回り 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月18日、中7週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのメルボルントロフィー（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアルトゥームを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月16日、中3週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの皆生特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のスイープアワーズをハナ差振り切って圧倒的人気に応えた。

10月20日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアム キセキカップ（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。