ショウナンカガリビ（2007年生、母ショウナンアクシア）

ショウナンカガリビ（2007年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋かがり火」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時15歳）と交配したショウナンアクシアが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地14戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

5歳のとき、ノーザンレーシングから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、山上和良によって315万円で落札された。

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月4日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のセントアンズを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

8月9日、中2週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始14番手を追走。直線では出色の末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

12月5日、中5週で迎えた7戦目は、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

3歳（2010年）

1月24日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月7日、中5週で迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた10戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。14着に終わった。

11月6日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月26日、中6週で馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

4歳（2011年）

2月5日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上500万下の小倉城特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた15戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。