ファンシーバル(1991年生、母Quiche)
Fancy Ball
1991.02.12
ファンシーバル(1991年2月12日)は、フランスで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスホール(当時5歳)と交配したQuicheが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方50戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
高橋英夫厩舎(美浦)へ入厩。
3歳(1994年)
5月28日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利(東京芝1600m 晴/稍重)に出走。馬体重は468kg。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。
7月10日、中5週で迎えた2戦目は、4歳未勝利(福島芝2000m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手(1戦0勝)。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。
8月13日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利(新潟芝1400m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手(2戦0勝)。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。
9月4日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(新潟ダート1000m 晴/良)に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、ボアソルテに交わされて1馬身3/4差の2着となった。
10月2日、中3週で迎えた5戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島芝1200m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた6戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島ダート1000m 曇/良)に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマンノスキーに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
11月13日、中3週で迎えた7戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下(東京ダート1200m 晴/良)に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下(中京ダート1000m 曇/良)に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手(1戦0勝)。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。
4歳(1995年)
1月5日、中4週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下(中山ダート1200m 晴/重)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手(2戦0勝)。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。
6月25日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、一般(盛岡ダート1420m 曇/良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月9日、中1週で迎えた11戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般(盛岡ダート1420m 曇/良)に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般(盛岡ダート1420m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手(1戦0勝)。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月19日、中3週で迎えた13戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般(水沢ダート1420m 曇/良)に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノマーチングに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。
9月17日、中3週で迎えた14戦目は、一般(水沢ダート1420m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手(1戦1勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般(水沢ダート1420m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手(2戦1勝)。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月28日、中3週で迎えた16戦目は、一般(盛岡ダート1420m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手(3戦1勝)。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般(水沢ダート1420m 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手(4戦1勝)。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったパストラルボーイからハナ差の2着となった。
11月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般(水沢ダート1420m 晴/稍重)に出走。鞍上は畠山信一騎手(2戦0勝)。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般(水沢ダート1420m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手(3戦0勝)。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳(1996年)
7月6日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C1(盛岡ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は晴山幹也騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1(盛岡ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手(2戦0勝)。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で晴山幹也騎手(3戦0勝)。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で晴山幹也騎手(4戦0勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で晴山幹也騎手(5戦0勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月10日、中5週で迎えた25戦目は、一般C1(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で晴山幹也騎手(6戦0勝)。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月21日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、一般C2(盛岡ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で晴山幹也騎手(7戦0勝)。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、一般C2(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で晴山幹也騎手(8戦0勝)。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2(盛岡ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で晴山幹也騎手(9戦0勝)。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2(水沢ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は10戦連続で晴山幹也騎手(10戦0勝)。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2(水沢ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は11戦連続で晴山幹也騎手(11戦0勝)。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳(1997年)
1月5日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2(水沢ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は12戦連続で晴山幹也騎手(12戦0勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、一般C3(水沢ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は13戦連続で晴山幹也騎手(13戦0勝)。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3(水沢ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は14戦連続で晴山幹也騎手(14戦0勝)。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアズマミンストレルからアタマ差の2着となった。
5月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は15戦連続で晴山幹也騎手(15戦0勝)。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3(盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は16戦連続で晴山幹也騎手(16戦0勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3(盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は畠山信一騎手(4戦0勝)。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月8日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は晴山幹也騎手(17戦0勝)。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月15日、連闘で迎えた38戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルショウチタンからクビ差の2着に惜敗した。
6月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は晴山幹也騎手(18戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウィナーズサンイツをハナ差制して久々に勝ち星を挙げた。
7月7日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手(19戦1勝)。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月13日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で晴山幹也騎手(20戦1勝)。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月26日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で晴山幹也騎手(21戦1勝)。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月2日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で晴山幹也騎手(22戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で晴山幹也騎手(23戦1勝)。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた45戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月6日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手(1戦0勝)。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた47戦目は、一般C3(水沢ダート1300m 曇/重)に出走。鞍上は晴山幹也騎手(24戦1勝)。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月27日、連闘で迎えた48戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手(25戦1勝)。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月4日、連闘で迎えた49戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月10日、連闘で迎えた50戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は晴山幹也騎手(26戦1勝)。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月18日、連闘で迎えた51戦目は、一般C3(盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手(27戦1勝)。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月26日、連闘で迎えた52戦目は、一般C3(盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で晴山幹也騎手(28戦1勝)。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3(盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は南郷家全騎手(1戦0勝)。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコウスパートをハナ差制して先頭ゴールを果たした。
11月16日、連闘で迎えた54戦目は、一般C3(盛岡ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手(2戦1勝)。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーストンホリデーから1馬身半差の2着となった。
11月22日、連闘で迎えた55戦目は、一般C3(盛岡ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手(3戦1勝)。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月29日、連闘で迎えた56戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 小雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手(4戦1勝)。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月14日、中1週で迎えた57戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手(5戦1勝)。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月29日、中1週で迎えた58戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手(6戦1勝)。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
7歳(1998年)
1月3日、連闘で迎えた59戦目は、一般C3(水沢ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手(7戦1勝)。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。