ケイティランボー（2017年生、母アルーリングアイズ）

ケイティランボー（2017年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より。たくましい男」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時10歳）と交配したアルーリングアイズが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は岡本昌市。主な勝ち鞍は2020年の3歳C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡本昌市から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、岡本昌市から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、日野啓二によって216万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、瀧本和義によって540万円で落札された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月26日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

12月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

3歳（2020年）

1月11日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた6戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンハンニバルに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったファシノーザに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月2日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサイネリア特別（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた14戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2021年）

1月15日、中2週で迎えた15戦目は、羅生門2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

1月28日、中1週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、初雪草賞（川崎ダート1500m 雪/不良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた17戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の河豚2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた18戦目は、アリアンロッド賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた19戦目は、馬い!江戸前千葉飯塚海苔店（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた20戦目は、ヤマザクラ2200（船橋ダート2200m 晴/不良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。