ペプチドシナノ（2022年生、母ペプチドヴィーナス）

ペプチドシナノ（2022年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+日本一長い川、信濃川より」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時11歳）と交配したペプチドヴィーナスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファーミングヤナキタ。主な勝ち鞍は2025年の皆河7.5ハロン(C1)。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月7日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月1日、中6週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

3歳（2025年）

1月29日、中5週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた7戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったキーチグリフォンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の皆河7.5ハロン（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のチェリースカヤをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳B C1（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

7月17日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた12戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盆踊り特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた14戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の弓弦賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた15戦目は、馬産地北海道日高賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。