エーコーギャロップ（1984年生、母ミナミバンカー）

エーコーギャロップ（1984年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフイリツプオブスペイン（当時15歳）と交配したミナミバンカーが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方18戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武平三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月6日、デビュー戦は武永祥騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1600m 外回り曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武永祥騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武永祥騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で武永祥騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシルビアバンブーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月12日、中4週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武永祥騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた6戦目は、4歳400万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武永祥騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

12月12日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武永祥騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず13着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武永祥騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

4歳（1988年）

1月9日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で武永祥騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

8月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた11戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた13戦目は、末吉清和騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた17戦目は、高田大輔騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（1989年）

1月21日、中3週で迎えた18戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高田大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高田大輔騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた22戦目は、B（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた23戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、B（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた25戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた27戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。