アンジュガブリエル（1998年生、母Mount Gable）

アンジュガブリエル（1998年3月2日）は、フランスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のKaldounevees（当時7歳）と交配したMount Gableが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外20戦12勝。2002年、2003年とサンクルー大賞(仏・G1)を連覇した他、2002年の香港ヴァーズ(香・G1)に勝利するなど、G1級競走3勝を含む重賞6勝を挙げた。

経歴

2歳（2000年）

10月22日、3頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

3歳（2001年）

3月4日、2頭立てのレースに臨んだ。1着となった。

1着となった。

5月5日、3頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。1着となった。

6月13日、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のSpin Fastをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

8月7日、ルー賞（フランス・ドーヴィル芝2500m）に出走。鞍上は2戦連続でC.スミヨン騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のMaximum Securityをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。

10月21日、G2のコンセイドゥパリ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.スミヨン騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、ヴィルドゥナント大賞（フランス・ナント芝2400m）に出走。9頭立ての8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2002年）

3月31日、鞍上はC.スミヨン騎手（3戦2勝）。5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のCalifetをアタマ差制して休養明けの一戦を制した。

4月18日、G3のエドヴィール賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でC.スミヨン騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったCalifetから3馬身差の2着となった。

5月20日、G2のジャンドゥショードネ賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でC.スミヨン騎手（5戦3勝）。5頭立ての2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月9日、T.ジャルネ騎手を鞍上に迎えて、G2のシャンティイ大賞（フランス・シャンティイ芝2400m）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後はSt Expeditと並んで2着同着となった。

6月30日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でT.ジャルネ騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のPolish Summerに2馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を達成した。

10月20日、G2のコンセイドゥパリ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でT.ジャルネ騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のThompson Rougeに半馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルをつかんだ。

12月15日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でT.ジャルネ騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のAquarellisteに3/4馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルをゲットした。

5歳（2003年）

3月29日、G1のドバイシーマクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。鞍上は5戦連続でT.ジャルネ騎手（4戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったSulamaniから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月8日、G2のシャンティイ大賞（フランス・シャンティイ芝2400m）に出走。鞍上は6戦連続でT.ジャルネ騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のMartalineに1馬身半の差をつけて4つ目の重賞タイトルを奪取した。

6月29日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は7戦連続でT.ジャルネ騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のPolish Summerに1馬身半の差をつけてG1・3勝目を挙げた。

9月14日、G2のフォワ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は8戦連続でT.ジャルネ騎手（7戦5勝）。4頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のMartalineに2馬身半の差をつけて3連勝で6つ目の重賞タイトルを獲得した。

10月5日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は9戦連続でT.ジャルネ騎手（8戦6勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月30日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続でT.ジャルネ騎手（9戦6勝）。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。