スノートゲール（1993年生、母カラバニアン）
Snort Guerre
1993.03.17
スノートゲール（1993年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時14歳）と交配したカラバニアンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡 廣光。戦績は、中央平地28戦2勝2着3回、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の韓国騎手招待（1）(500万下)。
経歴
デビュー前
佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1995年）
8月12日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。
9月2日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。
10月1日、中3週で迎えた3戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
3歳（1996年）
3月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。
3月31日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したメジロファラオにクビ差届かず2着となった。
4月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したワールドブラッドに半馬身届かず2着に敗北した。
5月11日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入った。
5月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。
6月30日、中4週で迎えた9戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセザンファイターに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
7月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。
8月25日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
9月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。
9月28日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
10月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の尾瀬ケ原特別（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
11月2日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の水上特別（新潟ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の鳥海山特別（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（10戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。
12月7日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（11戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゴーイングスズカに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
12月21日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（12戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
4歳（1997年）
1月15日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山太郎騎手（13戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
2月8日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高山太郎騎手（14戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。
3月1日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高山太郎騎手（15戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。
3月29日、中3週で迎えた22戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の韓国騎手招待（1）（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るコンフェッティを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝
4月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、5歳以上900万下の白馬岳特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（16戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。
5月11日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の秩父特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
10月12日、約5か月の休み明けで迎えた25戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
10月19日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた27戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（17戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
5歳（1998年）
6月6日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた29戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般A（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般A（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般A（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般A B（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般A（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般A（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、サファイヤ特別（上山ダート1800m 雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月5日、中1週で迎えた36戦目は、オパール特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般A1（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた38戦目は、トパーズ特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月30日、中3週で迎えた39戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で白谷正美騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
6歳（1999年）
4月11日、約4か月半の休養明けで迎えた40戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた41戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、石桜杯（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月8日、中1週で迎えた42戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。