ポリスヴィークル（2022年生、母ブリッジポート）

ポリスヴィークル（2022年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモーニン（当時10歳）と交配したブリッジポートが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は合同会社小泉学。2024年のカペラ賞に勝利した他、2024年の九州ジュニアチャンピオンで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

北村欣也厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2024年）

7月27日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のホープフルデビュー（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサガノオジョウサンを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月24日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のデネブ特別（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のサガノオジョウサンに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

9月8日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンの九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったミトノドリームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのカペラ賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアオイノユメに1馬身の差をつけて制した。

11月4日、中3週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのネクストスター佐賀（JRA 級認定）（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのフォーマルハウト賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

3歳（2025年）

1月5日、中4週で迎えた7戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

6月1日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳オープンの九州優駿栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

6月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳オープンの佐賀ユースカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったドリームサンデーを半馬身捉え切れず2着となった。

8月30日、中2週で迎えた12戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、スオードカットに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月13日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、十三夜賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、オーケーサンダーに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月23日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。