ブイビビアン（1991年生、母シルバーレディ）

V.Vivien

1991.04.19

ブイビビアン（1991年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンキリコ（当時6歳）と交配したシルバーレディが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は小笠原 隆。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

7月30日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

8月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを5馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アキノフトウに交わされて4馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ムゲンダイに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4歳（1995年）

1月8日、中3週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は橋本美純騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

1月28日、中2週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、約8か月半の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。