イブキテンユウ（1997年生、母イブキギオンザクラ）
Ibuki Tenyu
1997.04.12
イブキテンユウ（1997年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリーンマウント（当時14歳）と交配したイブキギオンザクラが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、地方49戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3一二。
経歴
デビュー前
足立勝久厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（1999年）
10月1日、デビュー戦は岩城方元騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイフロイデからクビ差の2着となった。
11月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩城方元騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエレンディラから1馬身半差の2着となった。
12月20日、中2週で迎えた5戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳（2000年）
1月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は岩城方元騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月8日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
2月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の’00ベストスパー特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。
3月14日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩城方元騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の’00ベストステッキ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩城方元騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。
4月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩城方元騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
5月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩城方元騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月10日、中3週で迎えた13戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で岩城方元騎手（11戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
7月2日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩城方元騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックザベストからクビ差の2着となった。
8月9日、中4週で迎えた15戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩城方元騎手（13戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラセンコスモスから2馬身差の2着となった。
8月30日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の2000川崎フラワー賞6（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩城方元騎手（14戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
9月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の撫子特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で岩城方元騎手（15戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスアイゼンから1馬身差の2着となった。
10月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の2000川崎フラワー賞8（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で岩城方元騎手（16戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で岩城方元騎手（17戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。12着に敗れた。
4歳（2001年）
6月16日、約8か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で岩城方元騎手（18戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で岩城方元騎手（19戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月12日、連闘で迎えた22戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で岩城方元騎手（20戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で岩城方元騎手（21戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に終わった。
11月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた24戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で岩城方元騎手（22戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で岩城方元騎手（23戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。
12月24日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で岩城方元騎手（24戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（2002年）
2月1日、中5週で迎えた27戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。
2月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩城方元騎手（25戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、中6週で迎えた30戦目は、一般C2（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（26戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月24日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（27戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩城方元騎手（28戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。
6月13日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2六ア（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩城方元騎手（29戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ラッシングパワーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
6月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2六イ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩城方元騎手（30戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
7月11日、中1週で迎えた35戦目は、マリーン特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩城方元騎手（31戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。
7月28日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の一般C2七 C3一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩城方元騎手（32戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
8月15日、中2週で迎えた37戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。
6歳（2003年）
2月26日、約6か月半の休み明けで迎えた38戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩城方元騎手（33戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。
3月30日、中4週で迎えた39戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。
4月15日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は岩城方元騎手（34戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
5月23日、中4週で迎えた41戦目は、一般C3三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（35戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のピースインヒースをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
6月16日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のピースインヒースを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
7月23日、中4週で迎えた43戦目は、一般C3二三（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ニシノナイフに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
8月22日、中3週で迎えた44戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
9月3日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた46戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。
10月12日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた47戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
10月26日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた48戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。