シャインプリマ（1992年生、母ミスダテフジ）

シャインプリマ（1992年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時15歳）と交配したミスダテフジが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山形哲美。戦績は、中央平地16戦1勝2着3回、地方15戦0勝。主な勝ち鞍は1994年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月25日、デビュー戦は塚越一弘騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

7月31日、中2週で迎えた3戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったユウコーホマレに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、イナシロオーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月25日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のメイスンジョイを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

10月15日、中2週で迎えた8戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた9戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳オープン（福島ダート1000m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた10戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（1995年）

1月8日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら50kgの斤量を背負って出走。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月5日、中7週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたパワフルジョー決め手に屈してハナ差の2着となった。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上400万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（福島ダート1700m 晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた17戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、月見草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた18戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、中0週で迎えた19戦目は、松田川特別（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本靖騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた20戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた21戦目は、オータム特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた22戦目は、B1 B2（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤本靖騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた24戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1996年）

1月10日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般B1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田博美騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今平弥騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今平弥騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月15日、中0週で迎えた31戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で今平弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。