アストロブレイク（2017年生、母シーノットラブユー）

Astro Break

2017.04.04

アストロブレイク（2017年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「宇宙を破壊する」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時21歳）と交配したシーノットラブユーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川端 正博。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端正博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって1,350万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月26日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

11月16日、中2週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したコウソクスピードに半馬身届かず2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、メイショウアゴニカにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2020年）

3月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロードオブイサチルに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月25日、中5週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、勝ったレッチェバロックに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスターファイターに2馬身半の差をつけて優勝

9月21日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの浦安特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

12月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

4歳（2021年）

2月7日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したボンボンショコラにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの大島特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの日吉特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

8月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの高田城特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、川端正博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって1,350万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

10月16日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての4番ゲートからスタート。競走除外となった。

2021年10月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。