ミスターダリウス（1996年生、母オーナーズデライト）

Mr.Darius

1996.03.02

ミスターダリウス（1996年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時6歳）と交配したオーナーズデライトが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方17戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の3歳。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1998年）

10月19日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は451kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーモンスターをクビ差制して初白星を挙げた。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のおみなえし特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンプリンスに3/4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の柊特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3歳（1999年）

1月8日、中1週で迎えた5戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月6日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまゆり特別（川崎ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた7戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた8戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、抜け出したハナコを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳戦のトパーズフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。5着を確保した。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

1月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月7日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で一ノ瀬亨騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

4月6日、中2週で迎えた15戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサルーに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったスレーターから1馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中2週で迎えた17戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックエブロスから1馬身半差の2着に敗北した。