アイノシャンティー（2021年生、母プリンシプルレディ）

Aino Chantilly

2021.02.28

アイノシャンティー（2021年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァンセンヌ（当時12歳）と交配したプリンシプルレディが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大北牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大北牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、会田浩史によって682万円で落札された。

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

8月25日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールデンヒスイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の蝗賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた4戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオオカマキリ賞（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月15日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のジングルベル賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2024幕開け賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

2月2日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のオラージュ賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦の雲雀賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山林堂信彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の鳥語花香賞 P未満（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のカサブランカ特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。