スベトラーナ（2007年生、母レイサッシュ）

スベトラーナ（2007年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「女性として初めて宇宙遊泳を行った旧ソビエトの宇宙飛行士名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時7歳）と交配したレイサッシュが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月7日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、6着に入り込んだ。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

3歳（2010年）

3月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた5戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

8月1日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月5日、中4週で迎えた7戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。