イイデサウンド（2003年生、母スーパーリヴリア）

イイデサウンド（2003年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋音」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時12歳）と交配したスーパーリヴリアが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）西川富岡牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳C3。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月24日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3歳（2006年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

4月30日、中9週で馬体重を前走から35kg増やして迎えた4戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月8日、連闘で馬体重を前走から22kg絞って迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゼファーマンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカサマツジョンコに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月10日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。