セントメジャー（1988年生、母スイートロンシヤン）

セントメジャー（1988年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニシノエトランゼ（当時9歳）と交配したスイートロンシヤンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地15戦3勝、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

2月2日、デビュー戦は町田義一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のカシマテンザンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で町田義一騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で町田義一騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で町田義一騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のメジロシャネルに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月7日、中6週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で町田義一騎手（5戦2勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

5歳（1993年）

3月14日、約20か月半の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田義一騎手（6戦2勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた8戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワカバノボルを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は町田義一騎手（7戦2勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた14戦目は、佐藤照雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は町田義一騎手（8戦2勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

6歳（1994年）

7月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた16戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月7日、中2週で迎えた17戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムトウショウからアタマ差の2着に甘んじた。

8月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月16日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエルムデザイアーに4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月27日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（1995年）

4月23日、約5か月の休み明けで迎えた22戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月3日、中0週で迎えた23戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドハッピーから2馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中3週で迎えた25戦目は、一般B（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた27戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた28戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山中初騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月28日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。