ファストヴァリュー（2006年生、母ハピネスヒロイン）

ファストヴァリュー（2006年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「速さ＋価値」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したハピネスヒロインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は福島県、生産者は農事組合法人天栄牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方24戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月20日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3歳（2009年）

1月4日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4歳（2010年）

10月10日、約21か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた5戦目は、一般C4十（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた6戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

12月21日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、一般C4六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中利夫騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山中利夫騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山中利夫騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた16戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた22戦目は、一般C4四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、祝!金沢初登場記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（13戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したケージーアサカゼを差し切れず、2馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4三（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（14戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（15戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。