トウジンソシエテ（1996年生、母シクレノンソシエテ）

トウジンソシエテ（1996年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミスターシクレノン（当時11歳）と交配したシクレノンソシエテが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月25日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた2戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月22日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

8月21日、中7週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキザングローリアスを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴーカイキーマンを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るキザングローリアスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイシンキングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツノダートキングを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノマイケルに1馬身半の差をつけて制した。

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永尾正則騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパインナオキを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒカルジーニアスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を収める

3月4日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたザバレット決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3月19日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月30日、中7週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永尾正則騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月20日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（9戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

5歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は永尾正則騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月24日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月4日、連闘で迎えた32戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永尾正則騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。