パワースピネル（2015年生、母パワーオブフェイス）

Power Spinel

2015.04.02

パワースピネル（2015年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パワー＋尖晶石」。毛色は鹿毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時9歳）と交配したパワーオブフェイスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）増本牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、FAVOURSTARLIMITEDによって129.6万円で落札された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

7月23日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 小雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

12月24日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

3歳（2018年）

2月11日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月29日、中8週で迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた10戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

7月7日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/重）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

7月14日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた14戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新発田城特別（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。