メッセンジャイブキ（1997年生、母イブキリセス）

メッセンジャイブキ（1997年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバイアモン（当時15歳）と交配したイブキリセスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方31戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

11月6日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

3歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月10日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月23日、中5週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月30日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイブキハイラインを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月3日、中2週で迎えた11戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したネバーザブリーズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハーティーラフに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月20日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハーティーラフに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

4歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた15戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のファリスゴットに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマッキーウィンに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月6日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、センデイスに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月24日、中6週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシザシュンクンを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コアレスゴーストに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハッピーフレンドに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月13日、中2週で迎えた21戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイジエストに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた24戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5歳（2002年）

1月2日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安東章騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月18日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月2日、中6週で迎えた32戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた34戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1500m 小雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月27日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、杉原朋也一才の誕生日拓也小学校入学記念杯（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた38戦目は、花小路セトナ杯（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、地平線の遠い鐘/ゆいこCD発売記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。