オースミスペシャル（1996年生、母ペティットデジュナー）

オースミスペシャル（1996年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時8歳）と交配したペティットデジュナーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

8月9日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブラックタキシードを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

8月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2000年）

2月5日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた5戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた6戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

5月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、佐々木明美騎手を鞍上に迎えて、一般D3-4（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルシンケンに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木明美騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカラコマンドをクビ差制して3勝目をマークした。

7月27日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般D2-3（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木明美騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般D2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木明美騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木明美騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-3（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木明美騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2001年）

1月5日、中6週で迎えた13戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。